先週、今週とOM40を使ってみて、早くも痛感した点が３つあります。
まず第１に「ランニングコストが高い！」という点です。 これは先週までの日記にも書きましたが、27枚撮りのフィルムが￥510。現像＆プリントに約￥1600。 合計￥2000以上かかってしまいます。
第２に「スキャナで取り込みが面倒な上に、画質も悪い」という点です。 先週の日記でプリントからスキャンしてアップした画像ですが、改めてプリントとPCモニタ画面を比較してみると、シャープネスも階調も随分失われており、只でさえピントの甘い写真がボケボケな感じになっています。 それにプリントをスキャンすること自体、かなり面倒な上、時間もかかります。 ネガフィルムからCD-Rにデータを焼いてくれるサービスもありますが、＋￥525の追加料金が必要…。
そして第３に「私自身が、撮影した結果を早く見たくて仕方無い！」という点です。 これはもう、どうしようもない衝動ですね。 デジカメに慣れてしまっていることもあり、昼間撮影したら、当日or翌日には画像を見たいのです。 ブログにもアップしたいし。 そうすると、短いスパンで現像に出すために12枚撮りフィルムを買うとか、とにかくシャッター切りまくるとかしなくてはならないので、とても不経済…。 このまま行くと、毎週のように￥2000以上の出費になり、これが10回（2〜3ヶ月）続けば約20000以上の出費。 半年も経てば、デジタル一眼のエントリーモデルに手が届く勢いです。 どう考えても、デジタル一眼を買ってしまった方が、お得な気がしてきました。（￣ー￣）☆
しかし、もう一人の冷静な自分が、物欲大魔王を戒めます。
「とにかく背景をぼかした写真を撮りたいようなシロウトなんだから、高倍率コンパクトデジカメで充分だし、むしろ便利なんじゃね？」
確かにそうだ。 事実、hashi-tetsuさんの写真を見ても、こんなボケ味を出せれば充分と言える。 「Canon PowerShot S5 IS」侮りがたし…。 画像を見る限り、階調も自然だしノイズも気にならない。 しかし、S5ISのCCDは、1/2.5インチで800万画素…。 このスペックは、F700の設計思想に共感して購入し、300万画素機として割り切って使っている私にとっては、（いかに一見してキレイと感じる画質であっても）ちょっと躊躇してしまうのも事実。(^^;
そんな中、今日はお歳暮を送るため、近場の百貨店へ。 それほど件数も多くないので、適当に心を込めて選んで、サクッと終了。 そして、ヨドバシカメラのデジカメ売り場へ吸い込まれていく…。 各社の高倍率コンパクトデジカメを手にとってみますが、持った感触やファインダーの見え方、ズームやピントのリング操作など、しっくりきません。 その点デジタル一眼は、コンパクトデジカメと比較すると、しっかり感や鮮明なファインダー等が良い感じ。 価格以上の差を感じます…。 最近、カタログを眺めたり展示品を触ったりして気になっている機種が「OLYMPUS E-510」。 フォーサーズ規格の設計思想に惹かれます。 イメージセンサのアンチダスト機能は是非欲しいし、フラッシュ撮影をあまり好まない私としては、手ぶれ補正は必須機能かなと思っているので、E-410でなくE-510なんです。 しかし、標準ズームレンズキットの実売価格は￥80000以上と、入門機としてはそれなりに高価。
「やっぱりデジタル一眼は高嶺の花か…」と諦めモードの私の目に飛び込んできたのが、「SONY α100」。 標準ズームレンズキットで￥59800！ 価格.comの評価を見ても、α100の評価は結構良いのですよね…。 実際に持った感じとかもシッカリしてて、E-510よりも高級感があるかも…。 正直、かなりグラグラ来てます。(^^; 追い討ちをかけるように、妻から「どうせ欲しいものなんだから、いつか買うんでしょ？ 買っちゃえば？！」という悪魔の囁きが…。 イカンイカン！ 私にはロードスターを弄るという以前からの計画があるんだっ！ そのためにコツコツと貯めてきた貯金を崩す訳にはいかないんだっっ！！
・・・激しい葛藤の末(笑)、何とか買わずに帰ってきました。 ふぅ、危なかった。(^^;; でも、やっぱり欲しいなぁ〜。
