のんびりNCロードスター日記

はてなダイアリーから移行してきました。NCロードスターとか、猫とか、写真とか。

ローダウンサスについて考えてみる

hisadoi2007-01-08

長かった正月休みも、今日で終わり。 くすん。 (T-T)
 すっかりダラけた寝正月になってしまいましたが、明日からの仕事に備える・・・こともなく、現実逃避モード。(^_^; で、ローダウンサスについて考えてみました。 (※以下、私がネットなどで調べた値が使われていますが、正確性については責任持てません。あしからず。^^;)
 ご存知のとおり、NCロードスターの標準車高、というかフェンダーリアランスは、かなり大きいです。 これがスポーツカーらしいルックスを損なっていることは否めません。 この不満を手っ取り早く(安価に)解消する手段として、ローダウンスプリングの導入が挙げられます。 私のNCは、「パックdeメンテ」で次回車検までの間、ディーラーで点検/整備を受けることになっているので、ディーラーが快く?対応してくれそうな以下のメジャーどころの製品を検討してみました。 (括弧内は、純正レート比。NCEC純正のバネレートは諸説?ありますが、F=1.85kgf/mm / R=1.6kgf/mm と仮定しました。)

 (1) MAZDASPEED
   F=3.24kgf/mm (175%) / R=2.50kgf/mm (156%) 前後とも15〜20mmダウン
 (2) AutoExe
   F=3.30kgf/mm (178%) / R=2.90kgf/mm (181%) 前後とも20mmダウン
 (3) TEIN(S-TECH)
   F=3.10kgf/mm (168%) / R=2.20kgf/mm (138%) 前35mm後30mmダウン

どれも数値的には、似たり寄ったりに見えますが、微妙な違いがルックスや走行性能に大きく影響しそうな気がします。 (1)については「フロントがほとんど下がらない」という噂を聞きますので、今のところ(2)が妥協点ではないかと考えています。
標準ダンパーのトータルストローク量は、
 F: 135mm
 R: 185mm
らしいです。おぉ、リアの方がストローク長いんだ。 本当か?
1G静止状態で「伸び側:縮み側=60:40」という比率であると仮定(実際は???もっと伸び側が長いかも)すると、
 F: 伸び側=81mm / 縮み側=54mm
 R: 伸び側=111mm / 縮み側=74mm
というストロークです。
サスペンションのレバー比が、
 F: 1.4
 R: 1.1
くらいなので、仮に20mmダウンの場合のストロークは、
 F: 伸び側=95.3mm / 縮み側=39.7mm
 R: 伸び側=129.2mm / 縮み側=55.8mm
となり、随分と縮み側の余裕が無くなります。
コーナリング中やブレーキング中にどのくらい過重が増大するのか分かりませんが、普通に運転していても静止状態に加えて0.5Gくらいは掛かるでしょう。 多少スプリングレートが上がっていても、あっという間にバンプタッチしてしまうかもしれませんね。
 やはり、もう少し高いレートのバネと、それに合せた減衰のダンパーを組み合わせないと、「ルックス+操縦性(+乗り心地)」の両立はできそうもありませんね。。。

<2007.1.9追記>
AutoExeのNC用ローダウンスプリングは、、純正バンプラバーとのタッチを考慮した設計となっているので、装着時にバンプラバーをカットする必要はないそうです。